【活動報告】2025年12月9日|訪問音楽生演奏

  • 日付:2025年12月9日
  • 内容:訪問音楽生演奏
  • 演者:尾崎めぐみ(ヴァイオリン)、KAWAKAMI(ギター)
  • 訪問先:福岡市内施設個室
  • 参加者:ALS患者様、ご友人1名、ENOTNスタッフ1名

2025年12月9日、音楽生演奏にて訪問活動を行いました。
今回お届けしたのは、尾崎めぐみ(ヴァイオリン)、KAWAKAMI(ギター)による音楽生演奏です。

当日の様子

演奏はヴァイオリンから始まりました。

美しく張りのある音色が空間を満たし、患者様のお部屋から廊下へと広がっていき、音に包まれる時間となりました。
患者様は前回に続き、今回も呼吸が非常にお辛そうなご様子でした。
それでも演奏中、額が動き、瞳がはっきりと動いたことを確認しました。
音に対して、確かに反応されていることが分かりました。

2曲目からはギターが加わり、患者様がお好きなシャンソンを演奏しました。
深みのある美しい和音のギターの響きに、ヴァイオリンが旋律を重ね、空間全体がひとつの風景のように立ち上がっていきました。

その感覚を患者様が受け取ってくださっていることが、立ち会った私には伝わってきました。

今回の患者様は、先月に続いて2度目の訪問です。

患者様は、フランスに関わる仕事を長く続けてこられた方で、前回もその背景にちなんだ楽曲を演奏しました。
また、以前KAWAKAMI氏の演奏をご覧になったことがあり、ご友人の方からのご依頼を受けて、最初の訪問が実現しました。

そして今回、「もう一度聴かせてほしい」というお気持ちを受け、ヴァイオリンの尾崎めぐみさんにも加わっていただき、フランスにゆかりのある楽曲を中心に演奏を行いました。

ALSという病の進行の中で、音に対して反応され、意思が表れたこと、そしてそれがほんのわずかでも身体の巡りにつながるようなことがあれば、私たちにとってこれ以上の喜びはありません。

ENOTN Art & Careとして

ENOTN Art & Careは、寝たきりや外出が難しい状況にある方のもとへ、「楽しい」「心地よい」「創造・発信」の時間を届ける活動を行っています。

今回も、訪問音楽生演奏を通して、言葉を越えたつながりを感じる時間となりました。

ご協力・ご支援への感謝

この訪問は、私たちにとっても非常に重みのある出来事でした。
12月9日、すべての出来事に感謝いたします。

今回の訪問にあたり、ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
この活動は、支援してくださる皆さまのお力によって成り立っています。

次回の活動について

ENOTN Art & Careでは、今後も訪問による文化支援を予定しています。

活動の様子は、こちらのサイトやSNSでお知らせしていきます。

※写真・個人情報の取り扱いには十分配慮しています。