11月3日、福岡市城南区の施設にお住まいのALS患者様のもとへ、ギター演奏をお届けしてまいりました。
患者様は以前、あるお店でソロギタリストの演奏をご覧になったことがあり、
そのギタリストが、この取り組みに参加してくださっている“KAWAKAMI”氏であると知り、
お店のオーナー様を通じて「もう一度聴きたい」とのお声をいただき、今回の訪問が実現しました。
患者様はフランスに関わるお仕事をされていたこともあり、シャンソンがお好きだと伺っておりました。
そこで、シャンソンの数曲に加え、オリジナルソング、映画音楽もお届けしました。
KAWAKAMI氏は、オリジナル曲を中心に、ギター1本で深く豊かな音色を奏でるギタリストです。
患者様は、反応をお見せいただくことが難しい状態でしたが、額や目にわずかに表情の変化が見られました。
その瞬間、確かに音楽が届いていると感じました。嬉しかったです。
呼吸が苦しい状態で、何かを「観る」ことは難しいとお聞きしましたが、「聴く」ことはできる。
優しい音楽が、少しでも心を穏やかにすることができたなら、嬉しく思います。
また、近いうちに演奏をお届けに伺いたいと考えております。
ご支援くださった皆様に、心より感謝申し上げます。
本当に、良い時間を過ごさせていただきました。





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